0月21日放送「「ホンマでっかTV」
幸せになる体作り!◯◯日記で幸福度UP&長生きに?で
嫌な記憶だけ消す食べ物が紹介されますが、
なんと、「カレーを食べると嫌な記憶だけが消える」
のだそうです。
ホンマでっか?
って言いたくなりますよね。
カレーで嫌な記憶が消える?
神経科学オンライン雑誌「Neuropsychopharmacology」で発表された研究結果によると、
カレーにはターメリック、という黄色い色と独特の風味を出すスパイスを入れますが、
ターメリックの中の「クルクミン」という成分に
恐怖体験を和らげる働きがあるのだそうです。
クルクミンには抗炎症作用があるのですが、
神経的にもその効果はあるようです。
アメリカ・エール大学を中心とした研究グループがラットを2グループに分け
一方にはクルクミンを含んだエサ、
もう一方には普通のエサを与えながら、
長期にわたって恐怖体験を植えつけたところ、
クルクミンを摂取していたラットのほうは、恐怖に対する記憶が薄れていることが分かったそうです。
またクルクミンにはイヤな記憶が脳に定着するのを防ぎ、
効果も持続的なので、
トラウマ的な経験に起因する精神疾患の治療にも役立つ、と期待されています。
他に、ストレス性心臓疾患、アルツハイマーなどの症状を緩和するのにも効果があるそうです。
カレー以外にクルクミンを摂る方法は?
沖縄でよく飲まれている、ウッチン茶は、
春ウコン=クルクマ
秋ウコン=ターメリック
でどちらもクルクミンを含むので、
ウッチン茶を飲んだり、
ウコンのサプリを飲んだりしてもいいですね。
逆に、カレー、といっても
ターメリックを使用しない、タイのグリーンカレー、レッドカレーには
嫌な記憶を消す
効果はありません。
また、紫ウコン=ホワイトターメリックにはクルクミンが含まれませんので
ご注意を。
辛いものでストレス解消
カレーにはターメリックが入っている、
他に、
辛い、という要素があります。
ストレスを感じると、
別の刺激を受けることで、そのストレスを緩和しようする傾向があります。
これは身体がストレスを別の方法で紛らわすための防御策。
「それほど辛いもの好きではないのになんだか無性に食べたい!」
というときにはストレスを感じているのかもしれません。