2015年3月7日関ジャニの仕分け∞ 2時間スペシャル
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で、劇団四季「ライオンキング」大阪公演に
ヤングナラ(子役)で出演中の、上垣ひなたさんが出場しますね。
ひなたさんは、現在小学校5年生11才、
2月21日の「ミュージカルキッズNo.1決定戦」で優勝しました。
対する、レミゼ女優は、
「レ・ミゼラブル」にコゼット役に出演している青山郁代さんです。
上垣ひなたさんの「ラインキング」密着取材
上垣ひなたさんが、劇団四季の「ライオンキング」に出演するまでの密着取材が、
2014年2月5日に讀賣テレビ『かんさい情報ネット「ten.」』で放送され、
その後、
日本テレビ「news every.」(ニュースエブリー)で
VTR部分は同じものが放送されました。
「ライオンキング」は現在、東京・大阪の2箇所で
上演されており、
取材当時の
2013年7月、大阪公演では、
ヒロイン・ナラの子供時代、
ヤングナラ役に、5人の女の子が出演候補者となっていました。
子役の身長や声には、ディズニー側の指定に基づいて決まりがあり、
成長して、基準に合わなくなると、子役は「卒業」です。
ですから常時、次の出演候補者を育てていかなければなりません。
俳優、池松壮亮(いけまつそうすけ)さんも元ヤングシンバですし、
壮亮さんの姉、日佳留(ひかる)さんは、
元ヤングナラで四季の俳優です。(最近見かけないのですが、退団されたのかな⇒退団、結婚されました)
笠松哲朗さん、北村優さん、山本道さんも元ヤングシンバで、
現在は劇団四季の俳優ですが、
みんな子役としては「卒業」して、大人になってから再度オーディションを受けての入団です。
密着取材では、
ヤングナラに挑戦したのは、
吉益実咲(小学5年生)さんと、上垣ひなた(小学4年生)さんの2人です。
実咲さん、ひなたさんの、
ヤングナラ出演候補者としての稽古がはじまったのは、
去年2013年7月。
まず、マスターしなければならないのは
セリフを母音だけで発声する四季独特の発声方法「母音法」です。
母音法で話すことで、観客に、はっきり言葉の意味を届けることができます。
上垣ひなたさんは、それまでも
他の劇団でミュージカル出演の経験があり、
合唱、ピアノ、バレエと、ミュージカルに必要なレッスンをつんできていました。
本人も「歌には一番自信があります。歌っているときはすごく楽しい」と言い、
歌が得意、という自負があるようす。
子役担当の俳優・小林英恵さんは
ひなたさんの歌唱力や能力を高く評価していました。
一方の、吉益実咲さんは、せっかくおなかから声を出しているのに、力を抜いて声を前に出すことができず、
「ここ(のど)で止めちゃっているよ」と小林さんに指摘されていました。
吉益実咲さんは、その後、
自宅でも練習を続けていきました。
美咲さんは「ライオンキング」を小学2年生の時に初めて観て、
「すっごく舞台がキラキラしていて、うらやましかった」
と感じたそうです。
「作品がすごかった」「楽しかった」ではなく、
うらまやましかったって、すごいなあと思います。
「自分もあそこにいたい」という意味ですよね。
「キャッツ」に出演している、岩崎晋也さんが、
9歳(小学校3年)のときに「キャッツ」を観て、「自分もあれに出たい」と思ったそうですから、
そういう子っているんですね。
美咲さんは、
一度大阪公演のオーディションに落ちています。
二度目のオーディションで合格したので
今度はどうしても舞台に出たい、と頑張っていました。
2014年1月。
ひなたさんと美咲さんの稽古は、
ヤングシンバや、母親(サラフィナ)とセリフをかけあう段階になりました。
吉益実咲さんは、ひなたさんに負けないくらいに歌が上達し、、
発声も上達したため、
セリフもスムーズに言えるようになっていました。
ですが、上垣ひなたさんは、
セリフの母音法発生がうまく出来ず
セリフが聞こえづらくなってしまいます。
「わたし、これから母さんと狩りに行くところなの」
の「行く」がはっきり聞こえず、
母音で言ってごらん、と子役担当に言われていました。
吉益実咲さんは、舞台稽古に進むことができる、と判断されて、
大阪四季劇場の舞台で舞台稽古に入りました。
母音法を習得できていない上垣ひなたさんは、舞台稽古にまだ進めません。
上垣ひなたさんは、子役担当と母音法の特訓中に、
悔し涙が止まらなくなってしまいました。
ですが、その特訓から1週間後には、
上垣ひなたさんも舞台稽古に入りました。
その後ひなたさんも無事、デビューし、
現在は数名の出演候補者と交代で出演しています。
劇団四季の正団員は、テレビなどのメディアの仕事を
個人的に受けることはできないんですが、
子役は「仕分け」などのテレビに出演してもいいんですね。
ひなたさんももう11歳なので、
あと数ヶ月でヤングナラは卒業だと思います。
その後もミュージカル俳優を目指すなら、
今度は自分で仕事をとっていかなえればならないので、
今のうちから全国ネットで名前が知られるのは
本人にとってはプラスですよね。
ヤングナラ・ヤングシンバ役を卒業した後、
東宝ミュージカルなど劇団四季以外のカンパニーの舞台に出ている人や、
テレビの俳優になる人などがいますが、
それぞれの子の活躍を、
子役担当の俳優さんは本当に喜んでいらして(太田浩人さんのインタビューなど)
子役と子役担当って強い信頼関係があるんだなあと思います。