1月6日放送「所さんのそこんトコロ【拾うだけで億万長者!?仰天(秘)ハンターSP】」に登場する、
「夜の東京でアリを拾って月150万男」
ってどんな人?
アリを拾って月150万男=Antroomの島田拓さん?
アリを拾って月に150万円の収入を得ている、というのは、
Antroomの島田拓さん、
と予想しています。
島田さんは、これまで、
日本テレビ「天才!志村どうぶつ園」
関西テレビ「す・またん!」
テレビ朝日「タモリ倶楽部」
TV東京「おはスタ645」
などのテレビ番組に出演し、
2015年8月26日放送の「トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」では
番組内で板橋区にある赤塚溜池公園でクロヤマアリを捕獲し、
アリについて解説をしていました。
島田拓さんとは?
島田拓さんは、1981年東京都目黒区生まれ、今年2015年ですから34歳。
15歳の頃、当時、東中野にあった動物堂、と言うペットショップの一角で、
自分で捕まえてきたミミズやナメクジなどを販売して、
自分の説明でお客さんが「かわいいね」と買っていってくれる楽しさにめざめ、
高校2年生の時に、ペットショップの店員になろう、と決心したそうです
ところが、動物堂はその後OWL ROOM、というフクロウ専門店となり(ここも有名ですよね!)
島田さんは別のペットショップで働き始め、
次に、爬虫類倶楽部、というは虫類専門店の社員に。
アリに興味を持つようになったのは、15歳くらいから、
ムネアカオオアリの女王アリをたまたま「拾って」飼い始めたことがきっかけ。
社会を持って、協力して生きていくアリの姿に感動したそうです。
そして、20歳の頃AntRoomを立ち上げて、アリの販売を始めました。
最初はペットショップで働きながらの副業でした。
アリの販売専業になったのは2008年頃から。
アリだけで月に150万円になるの?
番組予告の、
アリを拾って月150万円、
が本当に、島田さんの仕事=アリの通販で
実現できるのか気になるところですが、
2011年時点で、通販では月に100~150件の注文がある、となっていました。
Antroomで扱っている主な商品は、
アリと、アリの飼育器具やエサです。
島田さんが開発した蟻を飼うための「蟻マシーン」は
小さなタイプで7000円。
ありそのものの値段は、
日本で普通に見かけるアリでは、
クロナガアリ女王 3匹セット 2,980円
クサアリ 働きアリ200匹セット 9800円
など。
番組予告では「1匹1000円になる生物」と言っていますが、
確かに、クロナガアリの女王アリなら、約1000円になっています。
巨大パラポネラ(サシハリアリ) 女王アリ59800円
など高額なアリも扱っています。
となると、1回の注文単価は結構高いのかもしれません。
仮に、8000円、とすると1ヶ月150件で120万円です。
売上件数自体が、数年前よりも上がっているのかもしれません。
アリは儲かるのか?
島田さんは、インタビューで
「まあ、生活はできます」
と答えています。
中学校の同級生だった女性を結婚し、お子さんもいるそうです。
日本のアリはそれこそ、「拾ってくる」ですが、
海外のアリを捕まえるために、外国にも行きますし、沖縄にもしょっちゅう行くので、
経費はかなりかかる。
予告では「夜の東京でアリを拾って」と、とても手軽なように言っていますが、
もし、この人が島田さんだとしたら、
月150万円の収入は「夜の東京でアリを拾う」だけで得られるモノではないですね。