6月29日放送テレビ東京系「「主治医が見つかる診療所」で
紹介のノルディックスキップとは?
やせる効果や認知症予防効果がある?
柳本有二さんのゆがみ解消法ノルディックスキップとは?
ノルディックスキップとはどんなものなのか、
動画を見たほうがイメージしやすいと思います。
いかかでしょうか。
そうです、ノルディックウォークに使っている
2本のストックをを使っているんです。
以前から、神戸常盤大学保険科学部教授の柳本有二(やなぎもとゆうじ)さんは
ストックを使ったノルディックウォークが、ゆがみを解消して
やせられる、として紹介されていました。
なぜストックを使うとよいの?
なぜ、ストックを使うとゆがみが解消できるのでしょうか?
ストックを使うと、
骨盤の上の重心の位置が高くなります。
手直にストックがない人は(普通はないと思います)
腰くらいの高さの、いすの背やキッチンのシンクなどに
両方の手をかけて、グッと押してみてください。
ちょっと腰の位置が高くなったような気がしませんか?
(これ、バレエのバーレッスンの、両手バーでジャンプや
ポアントの足慣らしする感覚と同じ。
バレエの場合は早々に自力で腰の位置を挙げられるようにならなければ
センターで踊れませんが)
柳本さんによると、体のゆがみの原因の多くは
大腰筋などのインナーマッスルが弱っていることで、
すでに弱った大腰筋では、骨盤を正しい位置に立てることができずに
ゆがんだ状態で負担がかかっています。
ストックを使うと骨盤の位置が上がり、
その周りにある大腰筋などのインナーマッスルが自然に伸びた状態になります。
もし、体に左右のゆがみが出ている場合は、
下がっている側のストックを長めして、
左右の大腰筋の収縮の違いによってできた傾きを矯正します。
ゆがみの状態は随時チェックして、左右のストックの長さは
つねに、体にあうようにします。
この状態で歩くことで、
大腰筋を大きく動かすができて、
筋肉トレーニングにつながるのです。
さらにスキップをすることで効果アップ!
これまでの「主治医が見つかる診療所」では
柳本さんは「ウォーキング」を紹介していたわけですが、
ストックを使ってスキップをする、
ノルディック(北欧式)は大腰筋のトレーニングにはより効果的です。
スキップをやってみるか、上で紹介した動画を見るとわかりますが、
スキップするには、
ひざをある程度高く上げる必要がありますよね。
この、ひざを上げるときに使っているのが
大腰筋・腸骨筋です。
逆に言うと、すでに大腰筋・腸骨筋が弱っていると
ひざが上がらず、スキップになりません。
ストックを使うことで、少しひざが上がりやすくなるので、
そのサポートを使いながら
スキップをするのがノルディックスキップです。
番組によると、88歳の方もやっているとか。
なぜ体がゆがんでいると太りやすくなるの?
インナーマッスルの筋力が衰えて、
骨盤が傾いていると、
腹腔内の胃や腸が下に落ちてきます。
正しい場所から下がった内臓は働きが低下し、
その結果体が脂肪を燃やす能力、代謝が低下して
太りやすくなってしまいます。
また人は呼吸をして体に酸素を送り込んでいます。
この酸素は体が脂肪を燃やす際はなくてはならないものです。
しかし、骨盤が傾いて猫背担っている人は
肋骨が十分に広がらないため肺に取り込む酸素の量が
少なくなってしまいます。
そのことも、基礎代謝量が低くなり太りやすく原因なのです。
隙間時間にできる体のゆがみリセット法「お尻プリッ」「ふくらはぎ伸ばし<」/h4>
ノルディックウォークやノルディックスキップは
道具が必要ですし、
最初は自己流ではなく、
ノルディックウォークを普及している団体の講習会や
スポーツクラブなどで習うのよいと思います。
また、通勤や買い物など、普段の生活にストックを持ち歩くのは
ちょっと・・・ということもありますよね、
そこで、柳本さんが提唱している、
普段の生活の中で
大腰筋を鍛えられる歩き方と、猫背を解消する方法をご紹介します。
お尻プリッ
1.腰を上に伸ばしてお尻を意識的に突き出します。
腰を上に伸ばした感覚は、先ほどの、「腰の高さの台に両手をついて
グッと押した状態」でつかんでみましょう。
2.このお尻をプリッとつき出した姿勢で、1回30m程度、1日数回歩きます。
ねこ背を解消する方法 ふくらはぎ伸ばし
1.厚さが2~3cmある雑誌などを2冊重ねて置きます。
上と下の雑誌は1cm程度ずらして斜面になるようにします。
2.指の付け根を雑誌の角に合わせて、重ねた雑誌の上につま先を乗せます。
3.このまま背筋を伸ばし10秒間姿勢をキープします。
ふくらはぎ伸ばしは、慣れたら高さをアップすることもできます。
個人的に普段やっていることですが、
ちょっと無理めと思うくらいの高さに指先を乗せて
1分間背筋を伸ばしてたっていると、
ふくらはぎだけではなく、ハムストリングスも伸び、
前屈がしやすくなります。
また階段を1段飛ばしであがるのも、大腰筋のトレーニングになります。
無理がないように試してみてください。