NHK連ドラ「ごちそうさん」28話10月31日のあらすじ、感想、ネタバレです。
悠太郎(東出昌大)との結婚を、大五に強硬に反対されため以子(杏)は、
カッとなって駆け落ちを企てますが、
悠太郎に説得されて連れ戻されます。
め以子を探しに来たイクは
「悠太郎さんには学校もあるんだよ、少しは相手のことも考えな」と叱ります。
め以子は女学校が夏休み。
翌日から、イクはめ以子に鰹節かき、献立、掃除、洗濯など、
主婦の仕事全般を本格的に仕込みます。
め以子が「お母ちゃん代わって~」と甘えると、
「気に入らないことがあると膨れて飛び出す、
相手の実になってを考えない、鰹ぶしもまともにかけない、
私が姑でも、なんでこんな娘、って思うね」
ごもっともです。
(しかし、ですね
西門家は、大阪の家なので、
出汁の基本は、
昆布だし
なんです。しかも、小姑の和枝はいけずな上に料理が上手い。
め以子は、鰹だしの味噌汁に始まり、自分の料理を全否定されて、
昆布だしの味を出すのにとても苦労することになります。)
掃除は、女中のクマさんが特訓!
四角いところを丸く拭かない、板目に沿って拭く。
昔の家は掃除も、洗濯も大変です。
いや、昨日も書いたけれど、大五が結婚に反対して、
結婚前に一通りの修行ができて、ほんとうによかったね。
夏のさかり、暑さのため、大五はめ以子が整えた食事もあまり手をつけなくなります。
め以子が家事にいそしんでいるのが、結婚のため、ということがみえみえなので、
大五も意地を張っているのか、と思いましたが、
そういう要素もあるのかもしれませんが、
クマさんによると、毎年、暑い時期、大五は食欲がなくなる、と。
イクは、家族の体調をみていつでもおいしく食べられるようにするのが主婦の勤め、
と、め以子に工夫するように言いつけます。
め以子がなにか、夏向きの味噌汁を考えているところに、
桜子がやってきます。
桜子は、家が資産家なので、箱根に避暑に行っていたのですが、
毎晩のようにお見合いをさせられ、
うんざりして抜け出てきたんだそうです。
見合いがイヤなわけではないけれど、相手がつまらない、
結婚するなら飽きの来ない人がいい、という桜子。
気晴らしに、たみちゃん(宮嶋麻衣)もいっしょに、海水浴にいこう、とめ以子を誘います。
め以子は、大五が、悠太郎に会わないように照生に見晴らせているので、
躊躇しますが、
イクが「学校の遠足」と言い訳をするから行っておいで、行ってくれます。
イクとしては、ついでに悠太郎にあっても構わない、という気持ちもあったのかな。
大正時代、女性は海水浴でどんなかっこうだったのか?というと、
髪型はそのまま、麦わら帽子をかぶって、
シマシマの、半袖、半パンの、ボディスーツのような水着です。
民ちゃんは、ブルーのシマシマの麦わら帽子で、
以外と桜子よりもオシャレかも!
今でも、イスラム国の女性は、全身覆うような水着ですよね。
楽しそうなめ以子達。
でも、日焼け止めはないから焼けるでしょうね。
泳いだ後のシャワーとかないでしょうし、着物だから着替えも大変そう。
髪の毛乾かすドライヤーもない。。
やっぱり大変だったと思います。
め以子お手製のお弁当を食べながら、
め以子は、桜子・民子に、悠太郎とは一月会っていないし、
村井の家は出たらしいけれど、住んでいるところもよく分からない、
という話をします。
それでも信じていられるのだから、
むしろ、携帯のような連絡手段がない時代の方が平和だったのかなあ。
悠太郎は、め以子のために東京で就職することを考えています。
大学にやってきた亜貴子に、
め以子と結婚することになったこと(反対されていることは言わない)
こちらので就職を考えていると話します。
亜貴子は、
「でも実家に帰らない、ということは、お父さんとおなじことをすることになるんじゃないの」
と言いかけます。
悠太郎もそれはすごく気にしているんですよね。
「けど、それは、夢や家族よりも大事な人ができた、ってことやね、おめでとうやね。
ごめんね、変なこと言って。忘れて」
亜貴子自身は、来年の春から、東北の医大に進むことを決心していました。
もしかして、婚約者と別れたとか?
海水浴の帰り道、
桜子、民子に、悠太郎がこちらで就職すれば大五も反対をやめるのではないか、と言いますが、
それはないと思う、それではだめなんだと思う、というめ以子。
め以子は、露天商で売っている鰺を見て、なにかを思いついたようです。
開明軒では、め以子の帰りが遅い、と大五が怪しみだし、
そこに、悠太郎が「話がある」と尋ねてきます。
そういえば、室井さんは、また開明軒でまかないを食べられるようになったんですね。よかった。