NHK連ドラ「ごちそうさん」27話10月30日のあらすじと感想、
NHKの公式ガイドブックや小説版当も含めてネタバレ有りです。
前回の最後、
帰ろうとするめ以子(杏)に
悠太郎(東出昌大)は「夢を見たんです」と話し始めました。
それは、「納豆の沼でおぼれる夢」でした。
山道を歩いていて、よそ見していたら沼に落ちて、それは納豆の沼。
もがけばもがくほど、沼に沈んでいって、
そうしたら、め以子が来た。
め以子は、なぜかえらい長い鉄の棒を持っていて
(「山に鉄の棒があるんですか?」「・・・夢ですから」)
悠太郎はそれを伝って登ろうとするのですが、逆にめ以子は下りて来て、
そして、吸い込むように納豆を食べ始めた。
それこぞ、口の幅で、妖怪みたいに。
・・・悠太郎さん、「妖怪みたい」ってそりゃないよ。。
「それで、足がついて、
笑って、
目が覚めました。
そうしたら、あなたがそこにいたんです。」
め以子は、それを聞いて、
「ああ、それであんなにビックリしたんですね。
私のせいで死にでもしたら寝覚めが悪いから来ただけです。
大丈夫です、弱みにつけ込んで取って喰おうなんて思ってませんから」
と帰ろうとします。
悠太郎は「どんだけあほなんや!」
「あなたといたら、どんなことでも笑っていられる、
そういう話をしているねん。
けど、助けてくれ、と言ったら、
あなたもそこに引きずり込むことになってしまう。
辛い目にも遭わせるかもしれない。
それでもいいいか、ってそういう話をしているんや」
め以子は「それって・・・」と言いかけます。
「大好きなんや。あなたが、食べているのが。
だから、
あなたを一生食べさせる権利を、僕にください」
と、正座をして頭を下げる悠太郎。
「おねがいします」と頭を下げるめ以子。
ここでふたりは、結婚の意思が固まったのですが、
まず、悠太郎は大阪の市役所を就職先に考えています。
亡くなった母のことで、安全な町を作りたい、それもふるさとの大阪で、
という悠太郎の夢を知っているめ以子にとっては、想定外の話ではないことです。
しかも、プロポーズに夢見心地のめ以子は、「大丈夫です」と言います。
たとえ、悠太郎の実家がまともだったとしても、
違う土地に結婚と同時に引っ越すして、ウツみたいになる人いるからなあ。
め以子はウツの心配はないだろうけれど、大変だよ。
しかし、プロポーズされため以子は、うれしくてたまらず、
家に帰っても台所でニヤニヤ、糠床の前で
夢ではないかと自分の顔を叩いたり。
大五は、め以子が振られたつらさでおかしくなっていると考えて、
見合いの口を探し始めます。
そこへ、悠太郎が、結婚の承諾を得るため開明軒にやってきます。
室井もいっしょです。
しかし一度断ったものを、と大五が激怒して悠太郎をグーで殴ります。
さらに悠太郎が、
「め以子さんといっしょなら、(家庭の幸せをあきらめていた)こんな僕でも幸せになれると思うんです」
と話すと
「てめえを幸せにするために娘育ててきたんじゃねえ」と
もっと怒ります。
いや、ここは大五お父ちゃんの言うことは正しいです。
自分が幸せになりたい、という気持ちはあってもいいのですが、
「め以子を幸せにするために、自分は何ができるのか」
考えないとね。
め以子が絶対に悠太郎に会わないように、照生が学校の行き帰りも監視していて、
うんざりするめ以子。
「伝書鳩やってあげるよ」と言った
民子(宮嶋麻衣)と
桜子はめ以子の手紙を届けようと室井の下宿(理髪店)に行きますが、
室井も、悠太郎をかくまっていた、もう飯を食わせない、
と大五の怒りを買っていたため、
2人は追い帰されてしまいます。
め以子は、大五に抗議しますが、頑固者同士の親子ですから、
自体は膠着状態で、
とうとう、荷物をまとめて、め以子は「駆け落ちしましょう!」
悠太郎が夜、学校に残っているところにやってきます。