映画

「バーフバリ絶叫上映」初参加感想

宿ピカデリーでの「バーフバリ~王の凱旋」絶叫上映が
複数のネットメディアで取り上げられ、

その影響か、2回目のチケットは10分程度で完売だったとか。

私は、3月9日にミニシアター「アッププリンク渋谷」で行われた、
アフタヌーンプチ絶叫上映に参加しました。

控えめにいって最高に楽しかったので、
感想をまとめておきます。

行ってみたいけれどどうしよう、と思っている人にも参考になれば幸いです。

絶叫上映とは?

絶叫上映は、「絶叫」というくらいなので、

基本的には、

歓声、ツッコミなどの発声をしてもよい、

というイベント上映です。

現在、都内の映画館で、配給元や映画館が主催するもの以外の、
イベント上映の中心になっているのは、
V8japan、という、非営利団体です。
東京以外の場所で行われる絶叫上映は、
映画館が主催であることが多いようです

絶叫上映は、主催者、作品、上映施設によって、できることが異なります。

同じV8japan主催の「バーフバリ」絶叫上映でも、
新宿ピカデリーでは小太鼓NG、
アップリンク渋谷ではOK、
など、違いがあります。

参加するときには、都度、その時のルールを確認しましょう。

3月9日の絶叫上映では、

発声、
鳴り物の使用(タンバリン、小太鼓、鈴のみ)、
ペンライト・キンプレ・サイリウムなどの光り物の使用、
コスプレ

が許可されていました。

!!!!!注意!!!!!

絶叫上映は、
普通の映画鑑賞ではマナー違反となってしまうことができますが、
だからといって「無法」ではありません。

この後にも触れていますが、

絶叫上映には絶叫上映のルールがあり、
守らない人がいると、他の参加者や、別の映画を観に来た人に迷惑になりますし、
その映画館では二度と絶叫上映を実施できなくなってしまうこともあります。

参加する際には、それぞれの回での注意事項をよく読み
前説があればよく聞いて
ルールを守って楽しんでくださいね。

何を用意していけばいいの?

許可されているもののうち、
やってみたいな、と思うものをもっていけばいいです。

私は、100均で購入したタンバリンを持っていきました。

タンバリンの輪っかに、
バーフバリやバラーラデーヴァの写真を貼ったり
周りをモールで囲んでいる人もいましたよ。

はっきりコスプレしていると分かるコスプレは、1割(つまり5、6人)くらいだったと思います。

アイドルのコンサートのようなうちわを持っている人が多かったです。

私はペンライト系のものを買おうか、と
渋谷のメガドンキに行ったのですが、

30㎝以上もありそうな大きさにびっくりして
買うのをやめました(笑)

となりの学生さんらしいお嬢さんたちは何も持ってきていなかったですし、
手ぶらでも大丈夫。

ただ、鳴り物可能な絶叫上映は、
タンバリンか鈴を持っていたほうがよさそう。

曲に合わせてシャラシャラ~と鳴らすと拍手とはまた違って気分が上がります。
ずーっと拍手すると手が痛くなりますし(笑)

コスプレしないとダメ?

コスプレしないと参加できない、なんてことはありません。
上にも書きましたが、
3月9日は、コスプレは数名でした。

新宿ピカデリーの600人絶叫上映でも、
コスプレしてきた人はだいたい、1割くらい(それでも60人いるわけですが 笑)だったそうです。

コスプレする場合は、

映画館のトイレでの着替えは絶対に!NGです!!
他のお客さんの迷惑になるため、以後、その映画館でのイベント開催ができなくなってしまいます。

家から着ていくか、近くのパウダールームで着替えていくのがよいです。
パウダールームは、無料、有料、提携の蔵じっとカード会員が利用可能など上演がいろいろあります。
お友達同士で行くなら、小さい貸会議室を30分程度借りて割り勘にするのもいいと思います(写真撮影の支度のために貸会議室を使っているのを見たことがあります)。

光り物の使用には気配りを

キンプレ、ペンライト、サイリウムなどの光り物の使用が許可されている場合も、
使わないときには布などをかぶせておくなど、
周りの人がまぶしくないように注意をしてください。

初鑑賞が絶叫上映でも大丈夫?

今回、前説で司会の人が、お客さんに質問したところ、
「バーフバリ~王の凱旋」鑑賞が初めてで、かつ絶叫上映も初めて、
という人も数名いました。

個人的には、本当は絶叫上映は2回目以降がいいのかな、は思います。
やっぱり、盛り上がりどころが分かっている方が、楽器を鳴らすにしても、ツッコミを入れるにしてもやりやすいじゃないですか。

でも、

絶叫上映って開催回数がすごく多いわけじゃないから、
もしも、参加できる機会があってチケットを購入できて、でも絶叫上映の前に普通の上映では観るタイミングがない、という場合は、

初鑑賞が絶叫上映でもためらわずに参加した方がいいです!

「バーフバリ」は、歌舞伎の見得を切る感じで、「ここが見せ場だ」が分かりやすいから、
初めてでも、他の作品よりは、鳴らしたり、発声したりしやすいはず。

ボッチ参加でも大丈夫?

そもそも、一人で何かに参加することが自体が絶対にイヤ、というならともかく、
普段一人で普通に映画を見に行く、舞台を観に行く、という人は
絶叫上映もおなじように一人で全く大丈夫です。

絶叫上映で発声可能、といっても
その「発声」は、歌ったり、歓声を挙げたりしてもいいという意味で、
おしゃべりがNGなのは普通の映画上映と変わりませんから、
友達同士やカップルで行っても、上映中は会話ができるわけではありません。

上映時間中は、はっきりいって、みんな
王をたたえるのに必死ですよ(笑)

あと、3月9日の絶叫上映に来た人たちはみなさんとてもフレンドリーでした。
会場前に、通路で待っていたときも、
席に着いてからも、
終映後、おみくじを待っている時も、

「教は電車が遅れていた」などの、ちょっとしたきっかけで
会話が弾みました。

よく、twitterで、「(バーフバリ絶叫に来る人は)皆さん優しい」という感想を見ていましたが、
本当にそうでした。

もちろん、誰とも話したくなければ、無理に話す必要はまったくないです。

逆に、「せっかくなので、バーフバリファンの人とちょっとはお話ししたい」なら、
登場人物の写真を張ったうちわなどのグッズを持っていくと
話のきっかけになりますよ

また、自分では何も用意していかなくても、目を引くグッズを持っている人やコスプレの人がいたら、
「作ったんですか?」「すてきですね」などと話しかければいいと思います(^^)

絶叫上映が向く人向かない人

今のところ、V8japanさんが主催する絶叫上映は
普通の映画鑑賞料金(一般的には、1800円、アップリンク渋谷では学生料金も適用されていました)だけで参加できますから、
興味があったら、あまりいろいろ考えずに参加してしまった方がいいと思います。

一応、私が思う、絶叫上映に言ったら楽しめる人、
あまり向いていないかもしれない人をまとめると

【向いている人】

いつも映画を見ていて、
一緒に歌いたい、
手拍子や拍手をしたい、
ツッコミを入れたい、
完成をあげたい!!!!

・・・のに、と欲求不満がある人。

【向かない人】

映画は、どんな作品でも自分だけの世界に没頭して観るのが好き、という人

自分と他人の感想が異なるのが、極端に気になる人

は、あまり向かないかもしれません。

絶叫上映といえど、おしゃべり(会話)をしてはいけないのですが、
「ツッコミ」という形で、他の人の感想を耳にすることはありますからね。

こういった傾向があると自覚している人は、そもそも絶叫上映に関心を持たないような気もしますが。

※この記事は編集中です。
あとから加筆、修正することがあります。



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