スーツシーズン6

「スーツ」シーズン6第11話 episode11“She’s Gone”ネタバレあらすじ

日本ではまだ未放映のシーズン6の各エピソードを
アメリカのレビューブログを
翻訳してまとめています。
→シーズン6は日本では2017年5月16日からWOWWOWで放送されます。

第11話のタイトルは、

“She’s Gone”

10話でジェシカが事務所を去ったあと、
事務所や、ハーヴィーやマイクたちがどうなったのか?

「スーツ」シーズン6第11話 episode11“She’s Gone”ネタバレあらすじ

ところで、10話がミッドシーズンファイナル、
11話がウインタープレミア、

となっていますが、
アメリカでの放送日は、

10話:2016年9月14日

11話:2017年1月25日

で4カ月以上も開いています。

日本だとこんなことはまずないですが・・・

また、11話の監督は、マイク役のパトリック J. アダムズです。

さて、11話は、ハーヴィーが、自分とドナが一夜を共にした次の朝、
夢の最後にドナから「ジェシカはもう戻ってこない」と
くぎを刺された夢を見て、目覚めた、

というところから始まります。

一方、前回、タラにプロポーズしたルイスは、
タラのお腹の子どもに名前を付けたい・実の親ではないが何かしたい、
と言いますが、

タラは、
「どんな名前になっても姓はリット、私もリットになるし、
私『たち』の子どももリットになるのよ」、とルイスに言います。

10話の最後にドナに「大丈夫だ」といったハーヴィーですが、
ジェシカが去ったことのダメージは大きく、
11話中、半分くらいはくよくよ悩んでいます。

ハーヴィーにとってジェシカは母親のようなもので、
彼女が去ったことでハーヴィーが落ち込むのは当然です。

それにハーヴィーは実の母が自分を置いて出て行った、という過去があり、
ジェシカが事務所を出て行ったことが、自分ではそう思っていなくても
過去をフラッシュバックさせています。

しかもさらによくない事に、ハーヴィーがどんなに頼んでも
マイクは事務所に戻ることをまだ拒否していました。

しかし、仕事においてハーヴィーにとってよいこともあります。
事務所にはお金がはいってきました。

ルイスは新しいアソシエイトを雇いたい、と言いますが、
ハーヴィーは反対します。

そこへロバート・ゼインが事務所にやってきて、
ジェシカに持ちかけたのと同じ合併案を提示します。

これにはルイスもハーヴィーも「ノー」と言いますが、
ゼインが帰ると、ルイスは冷静さを失って、

「どちらが主導権を持つパートナーなのか決めよう」と言います。

ハーヴィーはそのことを決めるのは先送りにしたかったので、
とりあえず、アソシエイトは君の好きにすればいい、と言います。

彼はロースクールから最もよい候補者を取るかわりに
ロバートの事務所のアソシエイトを引き抜くことにして
カトリーナや他のアソシエイトたちに乗り換えについてはなし
カトリーナはそれを承知しました。

さらに、ルイスは一線を越えて、ロバートの大口顧客を取ろうと
しますが、それはおろかな行いでした。

なぜなら、ロバートは本心からスペンサー・リット事務所を助けようと
してカトリーナたちが出ていくのを黙認していたからです。

ロバートは、娘のレイチェルに自分の事務所のアソシエトにならないかと
さそっていたのですが、

レイチェルはスペンサー・リット事務所に残ることを決めていたので、
娘がいる事務所に成功してほしいと考えていたのでした。

一方、マイクは求職活動中で、いくつかのリーガル・クリニックに申し込んでいました。

しかし、申込みのたびに、自分が刑務所にいたことを認めなければならないので
マイクはうんざりしてきました。

するとウォーカー神父が救いの手を差し伸べてくれます。
神父は、昔彼がいた高校の代用教員の仕事を紹介しました。

法律の仕事ではないけれど、
マイクはその仕事を受けることにします。

最初の授業で、マイクはある映画のジョークをアイスブレイクに話しますが、
生徒たちはマイクの前科をなじりました。

翌日、マイクは別の方法をとり、彼らの元の先生は
ガンでクラスに戻って来られないのだ、と言います。

生徒たちは、マイクもその先生に教わった生徒だと
分かると、マイクに先生との思い出を話しました。

しかし、それがマイクが教師として働いた最後の日になりました。
ウォーカー神父が、生徒の親がマイクが刑務所にいたことがあると
知った、という理由で解雇したからです。

マイクが知らない間に、ハーヴィーはマイクが
また法律の仕事ができるように動いていました。
(彼自身は、事務所のことから気をそらそうとしていた、
ということもありますが)
マイクの夢を知っていたからです。

最初、ハーヴィーはヘンリー・ジェラルド教授に頼みますが、
うまくいきませんでした。

そこで、ハーヴィーはアニタ・ギプズに頼みますが、拒否されました。

アニタはマイクが釈放されるにあたり、
ハーヴィーとマイクがなにか画策したと知っており、
マイクを法律の仕事の近くに寄せたくないと思っていました。

マイクが家に戻るとアニタがドアの階段のところで待っていました。

アニタはマイクに、いくつかのリーガル・クリニックからマイクについての
照会が来たが、マイクに法律の仕事をさせないことが自分の使命だ、
と言います。

マイクはアニタが来た理由はハーヴィーだと思い、
スペクター・リット事務所に乗り込んでいき、
ハーヴィーに放っておいてくれ、と言います。

「もし奇跡が起きて、また法律の仕事ができることになっても
この事務所には絶対にこない。僕の人生をひっかきまわすな」と

とマイクは言います。

マイクが突然訪ねてきたのは、
ハーヴィーはルイスに、ロバート・ゼインの大口顧客を追い回すことについて
一言いおうとしていたときだったので、

その後ルイスがハーヴィーのフラストレーションの犠牲になり、
ハーヴィーは、ルイスはトップの器ではない、と言い立てます。

ハーヴィーが怒鳴るのをやめないので、ドナが止めに入りました。

ハーヴィーが出ていくと、グレッチェンが明日からくるアソシエイトの書類を持って入ってきます。

ルイスは、「自分はトップの器ではないと思い知ったから、自分からハーヴィーがトップだ、
と言おうとしていたんだ」と言います。

グレッツェンが、ルイスがロバート・ゼインの事務所から10人のアソシエイトの
引き抜きに成功したのは、彼のトップとしての功績だ、といい、

もう一つ、事務所のためにできることとして、
事務所に忠誠を尽くしてきたレイチェルをいたわってあげて、と言います。

ルイスは、レイチェルに、卒業後はうちの事務所で働いほしい、
とオファーを出します。

ドナは、ハーヴィーがジェシカのオフィスで落ち込んでいるのを見て
はっきり指摘します。

第1に、彼は業務執行社員になる準備ができていないとうこと

第2に、母親との過去や関係を整理すべき時が来ている、ということ。
ピアソン・スペクター・リット事務所は彼のたった一つの家族ではなく、
本物の家族に空いた穴を、私たち事務所のメンバーで埋めようとしても
それは無理だ、ということを。



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