2013ドラマ

「ごちそうさん」第7週「たいした始末」37話ネタバレ感想

NHK朝ドラ「ごちそうさん」第7週「たいした始末」の
37話のネタバレ感想です。

NHK公式ガイドとノベライズ「ごちそうさん」に
掲載されていた内容も合わせて読んでいます。

(放送当時、別のブログに書いていた記事を編集再掲しています)

「ごちそうさん」第7週「たいした始末」37話あらすじ

絶食語に、屋台のうどんを食べてめ以子(杏)は
西門家の昆布だしの味が出せるようにはなりましたが、

それで和枝がめ以子を認めるほど簡単ではなく、
め以子苦戦の日々は続きます。

家事の中でも大変なのは、薪割りとかまどの扱い。

お静は、「ガス引いたらええやんか。もうすぐ悠太郎さんの給料日やろ」
といい、
め以子が、源太の店の大将に、ガスを引くのにかかる金額を
尋ねたところ、10円くらい、と言われます。

め以子は、初鰹を見つけ、張り込んで購入しますが、
当時の関西では、初鰹を喜ぶ、という習慣がありません。

大阪船場で、縁起物として喜ばれる魚は
第7週のテーマではある、「魚島季節」のように
まずは鯛。

季節の味は、夏の鱧(ハモ)です。

悠太郎(東出昌大)は、
め以子が、嫁入りのときに持ってきた自分のお金で
金額の張る食材を買っていることを知り、
和枝に貰う物は貰うように、と言うのですが、

それはそうとして、め以子は初給料でガスを引いて欲しい、と頼みます。

しかし、和枝は先に手を回して、
悠太郎の職場の課長から、
給料を自分が受け取るようにしていました。

いくら大正時代でも、本人の了承なしに、家族が給料を受け取るのは
さすがにあり得ないのではないかと思いますが。

和枝は、め以子に食費としてわずかな金を渡し、

銭をかけたらある程度の物ができるのは当たり前、
銭かけずに世界一おいしい物を食べとおす、
と言い渡します。

正論ですが、
立場が上のものが
正論で相手を追い詰めるのはパワーハラスメント
あるいは、

モラルハラスメントです。

給料を横取りされた悠太郎も怒って帰宅しますが、
まあ、悠太郎が怒ったくらいでは和枝は引っ込まず、

当面、め以子は
この金額で頑張らなければいけなくなりました。

関西では三角お結びは弔辞用?

今回、希子が、女学校でめ以子の作った三角おむすびを恥ずかしがっている、
というシーンで、

大口開けて食べるのが恥ずかしいから

というツイートがありましたが、

NHKの「ごちそうさん」公式ガイドによると、
関西では、当時は三角おむすびは、弔事の時に使ったのだそうです。

でも、東京でめ以子が悠太郎のおむすびを作っていたとき、
悠太郎は何も言いませんでした。

それは、彼が無頓着だから、でしょうか?



関連コンテンツ


スポンサードリンク