2013ドラマ

「ごちそうさん」第2週7話 ネタバレ感想

NHK朝ドラ「ごちそうさん」
第2週「きみ(黄身)と出会った」7話ネタバレのあらすじと
感想です。

第2週目は「黄身(きみ)と出会った」。
め以子(杏)が、将来夫となる、西門悠太郎(東出昌大)と
出会います。

さて、食べることが大好き、というよりも
自分が食べることに執着していため以子が、

トラおばあちゃんのためにいちごを調達しようと奔走した日から
10年が経過しました。

トラは数年前に亡くなり、
今では台所の糠床に宿って家族を見守っています。

家業の「開明軒」はフランス料理の雰囲気があり
かつ、親しみやすい洋食の店として繁盛しています。

め以子の弟、照生は上級の学校には進まずに
厨房で修業をしており、朝のスープを配達する仕事などをしています。

イクは店の切りもりに忙しいため、
女中のタマが家の家事を取り仕切っていました。

女学生になっため以子は、
雑誌の記事をみながら流行の髪型に挑戦しますが、
どうやらあまり器用ではないようです。

結局、いつものお下げ髪で朝食に降りてきます。

朝食は家族全員揃って正座をして「いただきます」。

め以子のたべっぷりは子供のころから変わらず、
イクには「いったいいつまで変わらないつもりでいるんだか」と小言を言われますが、
いっこうに気にしていません。

あれだけ食べてもモデル出身の杏ちゃんが演じているのですから
スマートですが、

背はぐんぐんのびて、本人もそれを
気にしているのです。

それだけ食べることが好きなのに、
め以子が料理をしたがらないことを
タマは不思議がります。

め以子は、
「何もしなくてもおいしいものがどんどん出てくるんだもの。あたしが余計なことをしない方がいいわ」

お嫁に行ったら困る、と言われても
「いずれやらなくちゃいけないんだから、今からやることないわ」

とのんきに構えています。

イクは
「少しは変わるかと女学校に放り込んだのだけれど、当てが外れてねえ」

と愚痴を言います。

古文の授業中、「枕草子」をクラスメートが朗読していると、
「いみじううつくしきちごの、いちごなど食ひたる」
という段で、

思わず、
「そんな昔(平安時代)にも日本にいちごがあったのですか?!」と
質問してしまうめ以子ですが

この時代のいちごは、今のいちごではなく、
自生している木いちごですね。

お弁当の時間、
め以子は、仲良しの桜子、民子と一緒。

お嬢様の桜子のサンドイッチ(いちごクリーム?)を一切れもらって
「うーん おいしい」の後、
「いいなあ、桜子は。家に料理人がいるなんて最高。
お嫁に行くならそんな家よねえ」。

桜子の家は羽振りの良い実業家で、

授業の後、め以子たちは桜子の父の知り合いが、
銀座で経営しているカッフェーに行きます。

銀座にあるカッフェー
「Hiver」3人が入っていくと、
そこは別世界のような雰囲気です。

Hiver フランス語で「冬」という意味です。

民子は「め以子は背が高くて目立つから」と隅っこの席に座ろう、
と言います。

桜子は席にいた若い男と親しげに話しています。

「何食べよう~ただなんでしょ」とメニューを見るめ以子に、
民子が「常識の範囲にしようね」とけん制します。

しかし、
「プリンとサンデーとサンドイッチも」と1人で3皿
も頼むめ以子。

桜子はホットケーキ、民子はレモンスカッシュ。

め以子は、祖母トラと同じように、
「これ、そちはふるえておるな」などと芝居がかった口調で
プリンやサンデーに話しかけます。

め以子のうしろの席には、学生服と学帽の若者がいます。
西門悠太郎です。

さき程、、桜子が話していた男性は、桜子のお兄様の友人で
本を貸してくれた(桜子は小説が好きなのです)時に、
しおりに手紙が罹れていて交際を申し込まれ、
桜子もそれに返事を書いて返したのだと言うと、

め以子は「なにその物語みたいな話いいなあ桜子」とうらやましがります。
桜子と民子は
「め以子は食べるものにしか興味がないのかと思っていた」とからかいます。

め以子は思わず立ち上がり、
「そんなことない!私だって、自由恋愛で赤い糸と結ばれた人と結婚したいと思っている」と宣言。

でも、背が高いのがめ以子の悩みなのです。

その時、振り回しため以子のスプーンについた生クリームがとび、
後ろの学生の肩についてしまいました。

め以子は自分の後ろのことなので気づきませんが、
民子が「だいじょうぶですか」と学生
に声をかけます・

学生は、無造作にてぬぐいでクリームをぬぐいます。
め以子は慌てて、
女給(カッフェーのウェイトレスのこと)が運んでいたグラスを奪ってハンカチをつけて
ふこうとしますが、

学生は「よけいなことなんでかまわんといてください」。
と関西弁でめ以子を制します。

生クリームは油ですから、
水と油ではなじまないので、
水を付けたハンカチでこすると
クリームを余計に染みこませて広げるだけだ、という学生に

め以子が「でも役に立ちます。悪いと思っている気持ちとか、伝わるでしょ?」と
反論。

学生は不思議そうに、「悪いとおもっている。。悪いと思っている。。」と考え込み、
め以子は、彼が自分よりもずっと背が高いことに気がつきます。

「悪いと思っているなら、声を小さくするか、席を替わって貰えませんか」

その後、すぐに3人は店を出たのでしょう。

め以子は「あんな意地悪な言い方しなくてもいいじゃない」と怒り、
桜子も民子も、彼が帝大のバッジを着けていたこともあって、
「頭がいいのを通り越して不気味」とめ以子に同調します。

民子が「西の人(関西弁を使っていた)だったね」と言い、

め以子は、自分よりも背が高かった彼に
「通天閣」とあだ名をつけて溜飲を下げます。

め以子が、
「なんだってカッフェーなんかにいるのよ」というのはそのとおりで、
帝大の学生が本を読むためだけにいるような店ではないんですけれどね。

め以子はのんきに「今日のごはんはなにかなあ」と家に帰ってきますが、
店では大五、イクをはじめ、
室井幸斎(自称文士。今日の時点ではまだ紹介はありません)まで
め以子を待ちかまえていました。



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