2013年10月5日放映、
NHK朝ドラ「ごちそうさん」第1週「いちご一会」6話
あらすじと感想をネタバレで書きます。
め以子はトラに、いちごを食べてもらおうと
1人で本郷に。そこで怪しい男に出会います。
もしかして、ひとさらい・・・?
「ごちそうさん」第1週「いちど一会」6話 ネタばれあらすじ・感想
第1週「いちご一会」の最後です。
め以子は、倒れてからあまり食べ物を食べなくなった
祖母トラのために、
以前、お寺のお供えものにあったいちごを手に入れようと、
和尚さんに、いちごをおそなえされた仏様(亡くなった人)の
ことを聞きました。
その人は、赤峰さん、といい、帝大の裏あたりに家族がいる、
と聞き、
め以子はたった1人で本郷に行き、そこで
あやしげな男に声をかけれます。
ちょうどそのころ、本郷近辺で人さらいが出る、
と警察が注意喚起をしていました。
男はめ以子を連れて、どんどん、人気のない方に歩いていきます。
め以子はふと、和尚さんが言った「人さらい」という言葉を思い出して
男の手を振り切って逃げ出します。
男は「あ、待って」と後を追います。
「待て」とか「こら」と言わなかった点で、
この人は悪人ではないのかも・・・?
め以子は帝大の中に入り、
そこにいた白衣の男に助けを求めたのですが、
男の手には小さな鎌がありました。
あやしげな男と、白衣の男は、
帝大で、亡くなった赤峰先生とともに、
いちご栽培の研究をしていたのでした。
おばあちゃんにいちごを食べさせたい、
というめ以子の願いをかなえてあげたいのはやまやまですが、
もういちごの実がなる季節は終わっていたのです。
しかし、少しでも残っていないか、3人で探すと、
やっと数粒のいちごがみつかります。
め以子は、いちごを袋にいれてもらいました。
帰り道、疲れておなかもすいていたので
「ひとつだけならいいよね」といちごを食べてしまいます。
そのころ、イクは「め以子がおやつの時間に帰ってこないのはおかしい」
と、探しに出ます。
お寺で遊んでいた源太たちに声をかけると、
源太もイクについてめ以子を探しに行きました。
め以子は道に迷ってしまいました。
暗くなってきて、雨も降り出し、
め以子は転んで、
いちごの入った紙袋を小川に落としてしまいます。
川の中から袋を拾いますが中身は流れてしまい、
いっしょうけんめい探してひろったいちごはつぶれてしまっていました。
そのめ以子を源太とイクが見つけます。
め以子は家に戻りましたがトラの部屋に入れず、引き返します。
トラは起き上がってきてめ以子に、「ごちそうさま」と言います。
でも、いちごを食べてもらうことができなったのに、どうしてごちそうさまなの?
と言うめ以子。
おばあちゃんはいつもおやつもいちばんおいしいところをくれるのに、
私はジャムもあげなかったし、
いちごも自分で少し食べなければ持って帰ってこられた分があったかもしれない。
トラは、め以子に「ごちそうさま」の謂われを話しました。
昔は、今よりももっと食べ物を手に入れるのは難しくて、
お客のために、馬を走らせておいしいものを調達してきたんだよ。
そのことへのお礼が、「ご馳走様」と言い、
馳せ走った苦労に対してお礼を言うことが「ごちそうさま」。
だから、め以子が一生懸命にいちごを探したことに「ご馳走様」だよ、と言います。
そこに、源太がやってきてめ以子に一粒「いちご」をさしだします。
源太は、いったいどうやっていちごを手に入れたのかは
分かりません。
普通に八百屋などに売っているモノではないし、
夜暗くなってから懐中電灯もない時代に、
め以子が落としたいちごを探すのはムリだと思うのですが。
め以子は源太にお礼をいって、いちごを受け取り、
トラに食べてもらいます。
(2016年10月追記 結局、シリーズ終了まで
このいちごについては言及されることはありませんでした)
その後、トラは亡くなりました。
開明軒の「赤茄子ごはんのオムレツのせ」は
「開明軒のオムレットライス」という名物になりました。
め以子は17歳の女学生となっていました。
すくすくと育って、かもいに頭がぶつかるほどの
背の高さ。
そしてあいかわらずの、食いしん坊です。
2週目はめ以子と、のちの夫となる西門悠太郎が出会います。
エンディングの、今日の「きょうのごちそうさん」は、
カレーをほおばる女性の写真でした。