2013ドラマ

「ごちそうさん」第1週「いちご一会」5話 ネタばれあらすじ・感想

2013年10月3日放映、
NHK朝ドラ「ごちそうさん」第1週「いちご一会」5話
あらすじと感想をネタバレで書きます。

倒れて以来、あまりものを食べなくなってしまった
トラが食べられるものを探すめ以子ですが・・・

「ごちそうさん」第1週「いちど一会」5話 ネタばれあらすじ・感想

第4回の最後に倒れてしまった
祖母のトラ。

医師が往診に来ましたが、
脈が不安定で体が弱っているからムリをさせないように、
というくらいの診断と、対処法しかありません。

子どもたちは、心配して、ずっとトラのそばに座っていましたが、

イクは「もう年も年だからいろいろなところにガタがくるんだよ。
でもムリをさせなければ大丈夫ってお医者さんもいっただろう」と言い、

め以子は、おばあちゃんに余計な世話をかけないようにしよう
と決心します。

次の日から、め以子は自分から早起きして、
台所にいるイクに「何かお手伝い」と言います。

でも今まで特に家事を仕込んでこなかった
7つくらいの子にさせることもなく、
頼めるのは羽釜からおひつにご飯を移すことくらいです。

学校でも、め以子は源太に「おはようございます」
と礼儀正しくあいさつします。

「この前のことを親にいったら今度はいっしょにおまえんところの店に行くって言っていたぞ」
「それは、よろしくお願いいたします。」
「・・・お前、どうしたんだ?」

「おばあちゃんが倒れたの」
と言われては、
さすがに、源太もからかうこともできずに心配そうです。

め以子は学校から帰っても、洗濯物をたたんだり、
とお手伝いに張り切りますが、
店のことと、今まではトラがしていた家事を一手に担うことになったイクにしてみると
「気持ちはうれしいけれど二度手間になっちまう」
という困ったことが。

大五は「これを機会に教えりゃいいじゃないか」と言いますが、
子供に家事させるのは、最初は「手伝い」にはならないんですよね。
それをするにはイクには余裕がなさすぎます。
(それがのちのち、女学生になっても、ごはんひとつ炊いたことがない、
という結果になってしまうのですが)

め以子が、転んだ弟の手当をする、と言って聞かないので、
イクは「おばあちゃんにおやつ買ってきておくれ」と
め以子を外に出します。

め以子が買ってきたのは、
トラが大好きなあんパン。「まきむらや」と聞こえたのですが、
「きむらや」をもじったのかな?

家からは子供の足には少し遠いところにあるようです。
トラは喜びますが、実際にはあまり食べられず、
残りは孫達に「あんたたちがおあがり」と渡します。

め以子が、何かしてほしいことはないか、と尋ねると
トラは「糠漬けをつけてくれるかい?」と頼みます。

め以子は張り切って、弟と一緒に
野菜を塩で揉んで、アクと水分をフキンで拭き取り、
糠床をひっくりかえすように混ぜて、漬ける、

とトラに言われたようにします。

このシーンで子供達が糠を「くさーい」と言いますが、
ちゃんと作っている糠床は臭くありません。

でも子供にはなじみのないニオイを
くさい、と表現したのかもしれません。

翌日、付けた野菜を食べてみて、
トラが漬けるとおいしいのに、
同じように漬けてもおいしくならない、め以子はがっかりします。

大五は「そんな一晩で同じようにできたら、おばあちゃんの立つ瀬がねえや」
と言います。

「漬ける」だけなんだから、誰がしても同じ味になりそうなものですが、
糠漬けに限らず、漬物は不思議と層はなりません。

イクが、ほとんど手が着いていないトラのお膳を下げてきます。

大五も「食べられくなるとどんどん食べられなくなるからなあ。
なんか、これだけはどんなときでも食べるってものはないのか」と心配します。

め以子は、ずーっと、おばあちゃんの食べたそうなものと、
手についた糠のニオイはおなじなのに同じ味にならないことを考えています。

源太が小指を立てた姿を見て、
「いつかいっしょにいちごを食べよう」とゆびきりしたことを思い出しため以子は、
お寺に向かいます。

和尚さんもトラが倒れたことは知っていました。
め以子は、おばあちゃんにいちごをなんとか食べさせたいと、
いちごを備えられていた人の名前を和尚さんに聞きます。

亡くなった方の遺族が住んでいるのは本郷の帝大の裏あたり。

和尚さんは、「近頃人さらいがいるらしいから、
本郷へは絶対に大人といっしょに行くんだぞ」と
め以子に言います。

その頃、開明軒にも巡査がやってきて、人さらい注意の張り紙を置いていきました。

でも、め以子は1人で本郷まで行き、
あやしげな男に声をかけられます。



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