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「今日はここまでどのように来ましたか?」の就活本を読みました

読了までの目安時間:約 7分


この数日、twitterで

#今日はここまでどのように来ましたか?

のハッシュタグが大喜利になっているな、と思ったら、
元ネタは就活本なんですね。






※現在の発達障害の診断名では、アスペルガー症候群という名称は使われていないそうですが、
一般向けの本などでは、アスペルガー症候群やアスペルガー、という言葉で広まっていますね。


話題になっている就活本はどれ?


「今日はここまでどのように来ましたか?」の他にも「オロナインを付けたソイジョイ」


でも人気の(?)就活本は、


「イッキに内定! 面接&エントリーシート一問一答 2019年度」(坂本 直文・高橋書店)


新書版サイズで手に取りやすい。




twitterでは、「Amazonレビュー☆1」とあったのですが、
その後、いかにもサクラな☆5のレビューが入り、
さらに☆1が増え、という状況になっています。


家から一番近い書店にも売っていたので、読んでみました。


話題の「今日はどのように来ましたか?」




【出題企業】
明治
明治安田生命相互保険会社
大塚商会
ミズノ


面接官の意図は、「他人にわかりやすく正確に説明できるか?」


とあります。


しかし、twitterでも指摘がありましたが、
これは、面接の本題の質問ではなく、アイスブレイクなのではないでしょうか?


出題(?)した企業が、
明治(製菓業)、明治安田生命保険相互会社(生命保険)、大塚商会(システム機器販売・サービス)、
ミズノ(スポーツ用品メーカー)とバラバラですし。


アイスブレイクとは

「初対面の人同士が集まった場で、緊張をときほぐして話の糸口をつかむための方法」

のこと。


面接本題の質問に答えるにあたっては、


具体的な数字を入れることが重要なものもありますが、


ここで、乗換駅や所要時間を事細かに説明することに意味があるとは考えられません。


アイスブレイクとしての意味を考えると、
むしろ「御社の広告を見つけた」という部分をもう少し具体的に、
商品名やビジュアルも入れて、感想などを行った方がまだいいのでは?という気がします。


まあ、アイスブレイクと見せつつ


コミュニケーション能力


を計っているのだとしたら、


回答例のような、不必要に細かい情報を入れた回答をするのは、かえって


必要な情報の取捨選択ができない人


と思われて、逆効果に思えます。


オロナインを付けたソイジョイ


自分をものに例えると?


という質問に対して


「オロナインを付けたソイジョイ」


をいう回答が、OK例になっているのも話題になっていましたが、


オロナインは、キズ・あかぎれなどにつける軟膏
ソイジョイは栄養補助食品



なので、「ソイジョイにオロナインをつけたら食べられないだろw」という声があがっていました。


OK回答例を読むと、


部活でしょっちゅうソイジョイを食べていた→自分の体はソイジョイでできているようなもの
部活で生傷が絶えない→しょっちゅうオロナイン軟膏を塗っていた

という2つを合わせて、「自分はオロナインを付けたソイジョイ」という発言になるんですよね。


まあ、分からなくはないんですが、もうちょっとマシな例はなかったんでしょうか。


あなたを色に例えると?


自分で読んでみて、なんだそれは?と思ったのは、


「あなたを色に例えると?」という質問に対する答え。



ただ「赤」といったのでは、印象に残らないので、


佐藤錦のようなバーミリオンレッド


というのはまあ、悪くはない気がしますが、


その理由に、


毎日血が出るまで努力した


というのはイタくないですか?


「イッキに内定! 面接&エントリーシート一問一答」はダメな就活本なのか?


全体を読んでみて、


根拠となる数字を入れて話す

具体的なエピソードを入れて話す

受験している企業の製品やサービスに関連付ける

OB・OG訪問で会った社員の名前、聞いた話をとり入れて話す

一般向けサービスを提供している企業の場合は、売り場やサービスを実際に体験した内容を含めて話す



などのポイントは合っているように思えます。


また、
各質問の、企業の側の意図については、
ある程度参考になる部分もあると思います。


ただし、問題の「今日はここまでどのように来ましたか?」については、
企業側の意図を見誤っているのではないでしょうか。


傾向として、


自己アピール的な質問

苦労した経験


などのOK回答が、特におかしなことになっている印象です。


あと、著者自身が、発達のデコボコがある人なのでは?という意見もtwitterでは出ていましたが、
そのことはともかくとして、
もしかしたら本人が書いていないという可能性はあるなと思いました。


まとめ


自分が就職活動していたんのは、はるか以前で、今回のさわぎ(笑)で久しぶりに就活本を読みましたが、


就職面接って、こんな、できのわるい大喜利みたいな回答を求めているんですかね?


就活中ってどうしても「就職試験に合格して内定を取ること」が至上命題になってしまうと思いますが、
面接は、
学生が試験されているのと同時に、
学生も企業を面接しているんですよ。


あまりにもわけのわからない質問をしてくるとか、
いまどき圧迫面接をするような企業には入れなくていいくらいだと思っていいのではないでしょうか。


テンプレートを知っておくことも必要な面はあるけれど、
うのみにしないほうがいいと思います。


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